四葉カフリンクス1四葉カフリンクス








ふくろうカフリンクス1ふくろうカフリンクス2








東京都伝統工芸士(彫金)の清水晴俊(しみず はるとし)氏の手によるカフリンクス。 
フェイス部分、留め具部分ともに素材はシルバーです。

カフリンクスのフェイスは「肉彫(にくぼり)の高彫」と呼ばれる手法で作られています。
まず、シルバーを鏨(たがね)で削りだし原型を製作。
それをもとにシルバーで鋳造してベースとなる形を作り、そのひとつひとつを鏨で掘り起こして、細やかな調子、表情をつけていきます。
さらに、シルバーの板をまわして高さを出します。

古くから帯留めや煙草入れなど金具の製作に用いられた伝統的な手法です。


【四葉のクローバー】

十字架にも似て、幸運を招くモチーフとされます。
葉脈として施された鏨のラインが輝いて、曲面に彫刻をしたとは思えないほど、生き生きとした力強いタッチです。

【フクロウ】
古代ギリシャでは学芸と知恵の象徴。
「不苦労(ふくろう)」の字をあてて厄除けのお守りにされることも。
羽に入った鏨(たがね)の輝き、眼の周りの細かい彫刻、そして、人間の眼球のような瞳。
その瞳は人間と同じように、見る人の方を追いかけてきます。

工房2フェイス部分の側面には作者の銘の彫刻、
裏面にはCUFFの彫刻とSilverの刻印、
留め具の側面にはSilverの刻印がはいっています。


★匠カフリンクス