映画

エネミーオブアメリカ-カフスボタン2エネミーオブアメリカ-カフスボタン1







お客様のご注文で、映画『エネミー・オブ・アメリカ』に
登場するカフリンクスを製作しました。

『エネミー・オブ・アメリカ』は、1999年に公開された
ウィル・スミス主演の映画。

映画のカフリンクスは、主人公の弁護士、ロバート・クレイトン・ディーン
のイニシャル、RDが刻まれています。
今回製作したカフリンクスでは、イニシャルの片方の文字は、
お客様のものに変えています。

映画では、ほんの僅かな時間、映し出されるだけ。
そのため、素材や大きさなどを決めるのがかなり難しかったのですが、
映像のカフリンクスのイメージに近いものを再現できたと考えます。

お客様にも、とても喜んでいただけました!

『エネミー・オブ・アメリカ』は、カフリンクスを観る映画として、
以前、本サイトでご紹介したことがあります。

99年公開の映画ですが、国家保安と個人のプライバシーという、
日本でも関心が高まっている問題を扱っていて、
現在、観返してみても面白いと思います。




★カフリンクス専門店カフショップ



2007年
ジュノ…エレン・ペイジ
ブリーカー…マイケル・セラ
監督:ジェイソン・ライトマン
脚本:ディアブロ・コディ

<ストーリー>
今どきの女子高生、ジュノ16歳。好奇心から、ちょっと気になる同級生ブリーカーとの1度きりのセックスで、まさかの妊娠!! 突然ブチ当たった“妊娠"という大きな壁に悩むジュノ。両親にどう伝える? 学校はどうする? ブリーカーとの関係は? そもそも、産むの? 産まないの? そんな時、新聞で里親希望の広告記事を見つけて……。大きくなるお腹とともに、心も成長していく彼女が導き出した答えとは?


子供(高校生16歳)に子供ができちゃって、どうしよう・・・
というお話です。←乱暴?

10代の妊娠というのは日本のドラマなどでも扱われるテーマです。
日本のドラマでは、当事者の少女(と少年)、周囲の大人たちが
悩んで悩んで、大変な葛藤を繰り広げるわけですが
この映画は、拍子抜けするほど、あっさりさっぱり、淡々と物語が進みます。

何といっても、主人公の女子高生ジュノが淡々としている。
「自分はまだ子供。だから子供は育てられない」とつぶやく彼女。
そんな彼女は、無責任で身勝手のようにも見えるのですが
生まれてくる赤ちゃんが幸せになるために何をすべきか
彼女なりに考えて行動していきます。

この映画でカフリンクスが登場するのは、
ジュノが里親希望の夫婦と初めて面会する前のシーン。

夫婦の住む高級住宅街と家に続き、
洗面質に綺麗にかけられた上質そうなタオル、
金のカフリンクスがついた袖を整える女性の手元が映し出されます。

この夫婦は、間違いなく裕福で、奥さんはきちんとしていて、
里子を迎えることを心待ちしているのだと分かるシーンです。

奥さんは白いシャツの上に黒のVネック・セーターを重ね着し、
袖元はシャツのカフスを折り返して、
金色の小さな円盤をつないだチェーンタイプのカフリンクスを留めています。

シャツの前たてのボタンもカフリンクスと同じ金色なので、
このカフリンクスがセットされているシャツなのだろうと思いました。
堅苦しくなりすぎる恐れもある白シャツ+黒セーターの組み合わせに
金色のカフリンクスとボタンが上品な華やぎを添えています。

★カフショップ公式サイト(ネット通販)
カフリンクス(カフスボタン)専門店カフショップ

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『名探偵ポワロ ミューズ(厩舎)街の殺人』
前回のブログでは原作の小説をご紹介しましたが、こちらはイギリスで製作されたTVドラマ・シリーズの一遍。


アガサ・クリスティーの作品は多くが映画化、ドラマ化されています。
原作と映像化された作品を見比べるのもアガサ・クリスティーの愉しみのひとつ。

ベルギー人の小男。大変お洒落で高慢ちきなところもある風変わりな探偵ポワロ。
ポワロといえば、このドラマ主演のデビッド・スーシェの姿がまっさきに浮かび、日本語版吹き替えの声優(熊倉一雄さん♪大好き)の声が聞こえてきます。

このドラマ・シリーズは1930年代の時代設定で、綿密な時代考証で当時の風俗を伝えているとのこと。
エキストラの衣裳ひとつをとっても、その時代の息使いが感じられます。

当然、洒落者で有名なポワロの優雅なファッションも見所。

洗濯屋から返ってきたシャツの襟(ハイ・カラー)の具合が気にいらないポワロ。
「折り襟にすればずっと楽だ」
と言うヘイスティング大尉に向かって
「ポワロが、楽か否かで物事を決めると思うか?」
ぴしゃりと言ってのけます。

ポワロの並々ならぬファッションへのこだわり、気概を随所に見ることができて、思わずクスリと笑ってしまう。

ドラマでは、殺人犯の慰留品とおぼしきカフリンクスも映像で登場。
1930年代のファッションの一部として、紳士小物、アクセサリーをチェックできる作品です。

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世界地図1

世界地図2







日本とアメリカの都市、2箇所に★ポイントをもつ世界地図。
長方形のシルバー925カフリンクス(カフスボタン)にレーザー彫刻で表わしました。

このカフリンクスのご依頼主は映画業界で働く20代の男性。
将来はアニメーション・プロデューサーを目指していらっしゃるそうです。

地図上の2箇所の★ポイントは、彼が学生時代を過ごしたアメリカの都市、そして日本。

世界地図のカフリンクスには、日本、アメリカという枠を超え
世界的な視野、考え方の基準をもって活動していきたいという想いが込められています。

その意気やよしっ! ですね。

アメリカのご友人が作成した原画データをもとにレーザー彫刻を作成。
原画の繊細なグラデーション表現を生かすため、これに対応するレーザー彫刻手法を取っています。

見る角度、光の当たり方によって、世界地図がふわりと浮き上がるような仕上がりです。


袖もとの世界地図が、広い世界に向かう今後の活動の力となりますように。

★カフリンクスのオーダーメイド

カフリンクス(カフスボタン)があれば良かった話。
でも無くても良かった。なぜなら、愛があったから。

『モダンタイムス』1936年 アメリカ
監督・脚本・作曲:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン(工員)
   ポーレット・ゴダード(不良少女)


チャップリンが巨大な機械の歯車に飲み込まれるシーンで有名なサイレント(無声)映画。
機械文明に翻弄される人間を象徴する画として、さまざまなところでご覧になったことがあろうと思います。
チャップリンが少女(ゴダード)と一緒に歩き去るラストも心に残る名シーンですが、
もうひとつ忘れられないのはキャバレーのシーン。
ウエイターになったチャップリンが、軽妙な踊りとパントマイムを交え、デタラメな言葉で『ティティーナ』を歌う。
このシーンは、声が悪いと噂されていたチャプッリンがトーキー(発声)映画に反発しながらも、
自らの歌声を披露した初めての映画とされています。

キャバレーの客の前で歌を披露することになったチャップリン。
どうしても歌詩を覚えられないチャップリンを心配したゴダードが、
チャップリンのカフス(袖。カフリンクスではありません!)に歌詞を書き込みます。
悠々とステージに戻ったチャーリーは、楽団の演奏に乗って軽妙に踊りはじめ、あっという間に両手のカフスを飛ばしてしまいます。
困ったチャプリンは、どこの国の言葉とも分からないデタラメ語で『ティティーナ』を歌い始めます。
ムーンウォーカーの原型?のような踊りとパントマイムが、何とも可笑しい。
観客には大受け、拍手喝さいを浴びてステージを終えたのでした。

カフスが飛んでしまうなんて! 
そこにカフリンクスがあって、しっかり留めておけばカフスが飛ばずに済んだのに・・・と咄嗟に思ってしまいました。
経済的に恵まれなかった役で無理なお願いですが。
しかし、映画の中ではカフスが飛んで良かったのです。
素敵なアドリブ踊りを観る事ができたし、それがゴダードとの愛の再出発となったのだから。
チャップリンがゴダードと一緒に歩き去るラスト・シーン。
二人の影から想像すると、日の出から夕方までずっと歩き続けています。
しかも足取りも軽く。 

【おまけ】
歌の内容がわからなった!という方は、下記のカフショップの解釈?をご参照ください。
くれぐれも映画をご覧になった後で。

〜美しいスタイルの良い娘が、
髭をたくわえ葉巻をくわえ、ステッキを持った紳士に誘われ、
車に乗り込みました。
手出しをした紳士に気を悪くする娘。
娘の指輪を紳士が買い取ることで二人の仲は良くなりましたが、
娘はお金をむしるようにそそくさと帰ってしまいます。
気を取り直して紳士は質屋に指輪を持ち込みます。
しかし偽物と判り大慌て〜

ゴダードの最後の台詞(サイレントなので口の動きだけ)を、
日本語で「がんばろう 行こう オーケー」と読み取ったのは、
わたしだけでしょうか。

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ゴールデン・ウィーク突入。
旅行にショッピングにと外出される方もいれば、家でのんびりの方もおられることでしょう。こんなゴールデン・ウィークのんびり派にお奨めのカフリンクスが登場する映画をご紹介します。

『ギャングスター・ナンバー1』2000年イギリス
監督:ポール・マクギガン
出演:ポール・ベタニー、デヴィット・シューリス、マルコム・マクダウェル

これほどカフリンクスがクローズアップされる映画も珍しい。60年代の英国スーツ・スタイルとともに、カフリンクス、タイピンなどの装身具が丹念に描かれていて、メンズ・ファッションの映画としても楽しめます。

<映画の始まりは2000年のロンドン。暗黒街に君臨する熟年のギャングスター(マルコム・マクダウェル)は、ボクシング観戦中、かつて自分のボスであったフレディ(デヴィット・シューリス)が出所するという知らせを受ける。ギャングスターの記憶は30数年を遡り、駆け出しのギャングであったあの頃に還っていった。

1968年のロンドン。街のチンピラであったギャングスター(ポール・ベタニー)は、暗黒街で勢力を拡大する若きボス、フレディーと出会う。若きギャングスターは、フレディのもつ強大な力に惹かれ、その贅沢な身なり(手縫いの靴、上質な仕立てスーツ、凝ったアクセサリー)とともに彼に心酔する。

フレディの右腕となって暗黒街を伸していくギャングスター。しかし、フレディへの憧れはいつしか嫉妬へ。権力へのあくなき願望をもつギャングスターは、ナンバー2に甘んじていることにいらだつようになる。

フレディと覇を競うボスがフレディ殺しを企てている。この情報を、ギャングスターはフレディに伝えず、これを利用してフレディーを陥れる謀略を練る。ギャングスター・ナンバー1の地位をつかむために・・・・。>


この映画を観て、ナンバー1って何だろう? ナンバー1になるためには何が必要なのだろう?と、改めて考えてしまいました。 

ナンバー1になるためには、一番の成果をあげること、統率力をもつこと、そのための才能、努力というのは必須だとは思いますが、それに加えて、他者にはない独自の個性、スタイルの確立が必要なのではないでしょうか?

自分を信じ、自分で道を切り拓く。これを積み重ねていくと、ある日、自分の拓いた道の後をぞろぞろと人が歩いている、そして自分が先頭であるのに気づく、つまりナンバー1となっていそうです。

自分のボスも手下も、自分にとっての邪魔になった者を次々「消す」ことで、暗黒街のナンバー1にのしあがったギャングスター。
年老いてなお、元ボスのスタイル(ファッションやインテリア)を模倣して悦に入るギャングスターは、果たして元ボスを超えられたのか? 真にナンバー1になったのか?と気になってしまいます。


肝心のカフリンクスについて。


60年代のカフリンクスはタイピンとのセットがスタンダード。この映画でも真珠とルビーをあしらったデコラティブなカフリンクス&タイピンが登場します。
駆け出しのギャングスターにとって、ボスがもつ凝った装身具はナンバー1の象徴のように映ったことでしょう。

また、カフリンクスをつける、はずすという仕草がじっくり描かれているのもこの映画の特徴。

鏡の前で裸のギャングスターが身支度を整えていくシーンは、服とともに強大な力を身に纏っていくかのよう。身支度の仕上げにカフリンクス。カフリンクスをつける時、ギャングスターの気分の高揚は頂点に達するのだと思います。

そして、ギャングスターがカフリンクスをはずすシーン。丁寧に服をたたみ、カフリンクスを大切に扱う様子は、まさに「正しい身支度の解き方」。お手本になります。
実はこのシーン、あまりにも残酷なシチュエーションなのですが・・・。
端正な仕草とのギャップに思わず身震いです。

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