錨(いかり、アンカー、Anchor)は、船を水上の一定範囲に止めておくために、鎖やロープを付けて海底や川底などに沈めて使う道具。
船、航海などのシンボルとされることが多いモチーフです。
アンカーと聞いて、真っ先に思い浮かぶのはリレーの最終走者ではないでしょうか?
なぜ、最終走者をアンカーと呼ぶのか?
調べて見ますと、このアンカーは、もとは綱引き競技の用語で、綱引きの最後尾に位置する人が、綱を引かれないよう踏ん張る姿が、船の錨(いかり)に例えられ、アンカーと呼ばれるようになったのだとか。
この言葉が他のスポーツにも用いられるようになり、リレーなどの最終走者もアンカーと呼ぶ様になったそうです。
アンカーといえば、もうひとつ。
テレビのニュースキャスターも、アンカー・マン(ウーマン)と呼ばれますね。
こちらは、リレー最終走者のアンカーを例えたもの。
現場で取材されたニュース素材が、様々な編集を経て放映される。
番組で視聴者にニュースを伝えるキャスターは、ニュース伝達の最終走者という訳です。
一つのニュースを伝えるのに沢山の人が関わっている。
アンカーという言葉から、リレーを繋いできた走者たち、画面に登場しないスタッフの存在を、改めて意識するようになりました。
★錨(いかり)のカフリンクス
↓錨のほかの海関係のカフリンクスです。
★船のカフリンクス
★ウインド・サーフィンのカフリンクス