2009年06月

アクリルにインタリオ(沈み彫り)を施したシリーズの新作です!

これまでの薔薇に加え、稲穂、月桂冠のモチーフが加わりました。
アクリルのなかにモチーフが封じ込められているように見える、涼やかでロマンティックなカフリンクスです。

アップルコア・インタリオ 薔薇 紫色アップルコア・インタリオ 薔薇 紫









アップルコア・インタリオ 薔薇 紫 カフスアップルコア・インタリオ 稲穂 薄墨色









アップルコア・インタリオ 稲穂 琥珀色アップルコア・インタリオ 月桂冠 緑









【インタリオ (Intaglio) 】
貝殻、石などの縞模様を生かして、女性の横顔などを浮き彫りにしたものを「カメオ(Cameo)」という。
これに対し、沈み彫りを「インタリオ(Intaglio)」といいます。
古代ギリシャで発達した技法で、インタリオを施した宝石を指輪にはめ込み、印章などとして使われてきました。

アップルコア・レジン/インタリオの彫刻は、1点1点、手彫りで製作しています。
熟練の職人の技を封じ込めたカフリンクスでもあるのです。

アップルコア・レジン/インタリオ(6種類)



『王様の仕立て屋 −サルト・フィニート−』は、現在も連載中のコミックです。

イタリアはナポリの場末・泥棒市で仕立て屋(サルト)を開く日本人・織部悠(おりべ ゆう)が主人公。
「サルト・フィニート」はイタリア語で、「究極の仕立て屋」と訳せるでしょうか。
織部悠は、伝説の仕立て職人マリオ親方の最初で最後の弟子であり、その卓越した技術と感性で、次々と持ち込まれる難しい注文に挑んでいきます。

カフリンクスが登場するのは『order16 箱入り男爵の冒険。

織部悠の相棒であるマルコは、道に転がってきたシルバーのカフリンクスを踏みつけて壊してしまう。そのカフリンクスは、没落した男爵家の執事である老人が落としたもの。老人は、男爵家の家宝であるカフリンクスを金に換えて、大学OB会に出席する若き男爵ため、スーツを新調しようとしていた。男爵家の再興をかけた“勝負服”の仕立てを織部悠(おりべ ゆう)が請け負うことになり・・・

男爵家に伝わるカフリンクスは、彫刻が入ったシルバーの円形プレート2つを鎖でつないだタイプ。
このカフリンクスを手に取った悠(ゆう)は、
「カフリンクスを楽しむのは主にイギリススタイルで、イタリア人はあまりやらない」
「イタリアでこの手のチェーン式は古くからイギリス文化と縁のある貴族階級の持ち物」
と言い当てます。

お金がない若き男爵のために、悠(ゆう)が仕立てたスーツ。
それは、高価ではない生地を使いながら、唯一のアクセサリーであるシルバーのカフリンクスとマッチして、男爵の人となり、内なる魅力をひきだす、最高にエレガントなスーツでした。

それがどのようなスーツであったかは・・・ぜひコミックでご確認ください!


チェーン式カフリンクスチェーン式カフリンクス1








写真はヴィンテージのチェーン式カフリンクス(カフショップ参考品)。
楕円形(ナマコ形)のカフリンクスはイギリス製。パテント名とともに、GOLD ROLLDと製法名の刻印が入っています。
円形のカフリンクスは黒蝶貝を使ったもの。円錐状にカットしてあり、光の当たり方で様々な色に変化して見えます。

★カフショップ公式サイト(ネット通販)
カフリンクス(カフスボタン)専門店カフショップ

http://www.cuffshop.com

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