2008年06月

2008海の日2008海の日2









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「海の日」は、7月の第3月曜日。

もともとは、「海の記念日」という記念日が、

1996年から国民の祝日「海の日」になりました。


「海の恩恵に感謝する」

「海洋国日本の繁栄を願う」祝日なのです。


7月の第3週は、梅雨が開け、

小中学生の夏休みが始まる頃。

普段は海に縁のない暮らしであっても、

子供の時に行った海を、ふと思い出したりすることも。


今年は海に行きますか?

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『松山趣味―人生を愉快にするモノたち 』松山 猛
日本放送出版協会 1999年


松山猛氏は、映画 『パッチギ!』の原作「少年Mのイムジン河」の作者。
「帰ってきたヨッパライ」の作詞家として有名。
時計愛好家ならば、きっとご存知の松山猛氏のエッセーです。

本書では、カフスボタンのほか、画材、カメラ、ネクタイ、シャツ、釣具、カップ、ソーサーなどを取り上げています。
合理化や大量生産によって、物が安くなるのはよいが、それによって物の本質が失なわれるのは、文化にとって不幸な事。
そして、昔の時代を知る者として、本物が持っていた味わいを伝えてみたい、というプロローグから始まります。

カフスボタンの項では、著者の父親のシャツとカフスボタンについて触れられています。
昭和30年ごろまで、フレンチカフス(ダブルカフス)の起源ともいえる、襟と袖口の取り外せるシャツが、シャツの標準であった。
松山氏の父親は、出張が多い日々、荷物を最小限にまとめるため、襟と袖口を取り替えられるそのシャツの愛用者。
父親の愛用品のカフスボタンは、銀に七宝の模様あるもの。
今思えばアールデコ風の八角形のスナップ式のもの。


また、著者自らのカフスボタンのコレクションが、挿絵入りで紹介されています。

とても素敵なコレクションです。
以下、その内容の一部。

 ■父の形見のカフスボタン。スナップどめスタイル。

 ■19世紀のイギリス製。
  元の持ち主のイニシャルが彫ってある楕円を鎖でつないだ金製のもの。

 ■フィンランドの骨董屋でみつけたキリル文字の彫られた銀製カフリンクス。

 ■注文品のハート型のプラチナ製。
  (一番の宝物。プラチナの時計と合せ、質感を楽しむ)

 ■金を編み、そこに棒状のヘマタイトあしらったカフスボタン。
  (もうひとつの宝物。ヴァセロン コンスタンチン本店で見つけたもの)

豪華な宝石入りもよし、素朴なものもよし、最近は女性のブラウスやシャツもカフスボタン仕様が増えてきているので個性あふれるカフスボタンを楽しんでほしい。
加えて最後に「要は、カフスを楽しむ、時間のゆとりそのものが大切なのだから」でしめくくられています。

グラフィック・デザイナーで、『ブルータス』などのスタイリッシュな雑誌の編集者、記者として活躍された松山氏。
海外の食・時計・ファッションなど、生活を楽しみ、豊かにする優れた人、モノ、文化を早くから日本に紹介してきた著者ならではの感性が感じられました。


★カフショップ公式サイト(ネット通販)
カフリンクス(カフスボタン)専門店カフショップ

http://www.cuffshop.com

薔薇1薔薇2










小さな薔薇(ばら)のカフリンクス。 

シャツの袖につけると一見、金属のボールのように見えますが、
近くでよく見ると薔薇!
可憐な花弁をもつ薔薇と分かります。

草丈が20〜30cmで、花の大きさが3cmぐらいの小さな薔薇を、一般に「ミニ薔薇」 と呼びます。
カフショップの薔薇は更に小さい、直径1cmほど。
ミニ薔薇の花言葉は「特別な功績」。


薔薇の開花期は、種類によっても多少異なりますが、春(5〜6月)と秋(9〜11月)に咲くものが多いようです。
日本では6月は紫陽花のイメージが強いようですが、薔薇は6月の誕生花でもあるのです。


薔薇は古代より、繁栄と愛の象徴とされてきました。

ギリシャ神話では、愛と美の女神「アフロディーテ」が 海から誕生したときに、
大地がそれと同じぐらい美しいものとして、バラの花を作ったとされています。

ギリシャ時代には、ビーナスに結びついて、「愛と喜びと美と純潔」を象徴する花とされこれが、花嫁が結婚式にバラの花束を持つ風習につながったということです。

ギリシャの叙情詩人アナクレオンは、紀元前6世紀(2500年前)に、

「バラなる花は恋の花、
   バラなる花は愛の花、
バラなる花は花の女王」

と唄っています。

★薔薇(ピンクゴールド、シルバー、ブラックの3アイテム)

真珠イニシャル・カフリンクスK真珠イニシャル・カフリンクスK2








真珠イニシャル・ピンズM真珠イニシャル・ピンズM2








人気の高いイニシャルのカフリンクスに黒真珠とチェコガラスをあしらいました。
黒真珠は淡水パールを使用しました。
自然の力を借りて出来たものなので色や大きさに多少のばらつきがあります。
ピーコックグリーンは見る角度や光の加減によって黒や茶色にも変化します。

チェコガラスはいくつかの大きさのものを配置してアルファベットの形にアクセントを持たせています。

カフリンクスとともに、ピンズ(ピンバッジ)も作りました。
ピンズはジャケットのラペル(襟)を飾るピンとして、またネクタイやスカーフを留めるピン、タイタックとしてもお使いいただけます。

※淡水真珠は写真の色と若干異なる場合がございます。予めご了承ください。


★真珠イニシャル カフリンクス(10アイテム)ピンズ(10アイテム)

ネプチューン1ネプチューン2








ネプチューン3ネプチューン4








シリーズ名の「ネプチューン」とは、
海王星もしくはギリシャ神話の海、河川、泉、地震の神ポセイドンを意味します。

海王星は巨大な氷の惑星で、太陽から非常に離れているからか表面温度はマイナス200度以下のようです。
岩石の核を氷が覆い、更に大気も存在しているそうです。

商品の「ネプチューン」も核となる岩石とそれと取り巻く氷をイメージしました。
樹脂の中にカットされたスワロフスキーを沈めました。
一見すると、水の中に沈むカット石のようです。
その輝きは角度によって、全体を核の色に染め、あるときは核のみの色が浮かび上がります。

■氷の冷たさを感じさせる、クールなイメージのブルー
■ダイヤの硬さを感じさせる、無垢なイメージのクリアー
■光の速さを感じさせる、活動的なイメージのイエロー
■炎の暖かさを感じさせる、情熱のイメージのオレンジ
4つのカラーを揃えました。


★ネプチューン(4カラー)

2008父の日12008父の日









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Father's Day

2008.6.15 sun.


父の日の始まりは1910年。

アメリカのJ・B・ドット夫人が「父の日」を作ってほしいと
牧師協会に嘆願したことが始まりと言われています。

ドット夫人の父親は、男手ひとつで6人の子供を育てあげました。
子供たちのために働き続けたお父さんに感謝したいと思ったのです。
その後「父の日」はアメリカに広がり、1972年、6月第3日曜日が
「父の日」として制定され、国民の休日となりました。


「お父さん、ありがとう」

日ごろは照れてしまって伝えづらい感謝の気持ち。
「父の日」は、素直に伝えることができる良い機会ですね。


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