カフリンクス(カフスボタン)があれば良かった話。
でも無くても良かった。なぜなら、愛があったから。
『モダンタイムス』1936年 アメリカ
監督・脚本・作曲:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン(工員)
ポーレット・ゴダード(不良少女)
チャップリンが巨大な機械の歯車に飲み込まれるシーンで有名なサイレント(無声)映画。
機械文明に翻弄される人間を象徴する画として、さまざまなところでご覧になったことがあろうと思います。
チャップリンが少女(ゴダード)と一緒に歩き去るラストも心に残る名シーンですが、
もうひとつ忘れられないのはキャバレーのシーン。
ウエイターになったチャップリンが、軽妙な踊りとパントマイムを交え、デタラメな言葉で『ティティーナ』を歌う。
このシーンは、声が悪いと噂されていたチャプッリンがトーキー(発声)映画に反発しながらも、
自らの歌声を披露した初めての映画とされています。
キャバレーの客の前で歌を披露することになったチャップリン。
どうしても歌詩を覚えられないチャップリンを心配したゴダードが、
チャップリンのカフス(袖。カフリンクスではありません!)に歌詞を書き込みます。
悠々とステージに戻ったチャーリーは、楽団の演奏に乗って軽妙に踊りはじめ、あっという間に両手のカフスを飛ばしてしまいます。
困ったチャプリンは、どこの国の言葉とも分からないデタラメ語で『ティティーナ』を歌い始めます。
ムーンウォーカーの原型?のような踊りとパントマイムが、何とも可笑しい。
観客には大受け、拍手喝さいを浴びてステージを終えたのでした。
カフスが飛んでしまうなんて!
そこにカフリンクスがあって、しっかり留めておけばカフスが飛ばずに済んだのに・・・と咄嗟に思ってしまいました。
経済的に恵まれなかった役で無理なお願いですが。
しかし、映画の中ではカフスが飛んで良かったのです。
素敵なアドリブ踊りを観る事ができたし、それがゴダードとの愛の再出発となったのだから。
チャップリンがゴダードと一緒に歩き去るラスト・シーン。
二人の影から想像すると、日の出から夕方までずっと歩き続けています。
しかも足取りも軽く。
【おまけ】
歌の内容がわからなった!という方は、下記のカフショップの解釈?をご参照ください。
くれぐれも映画をご覧になった後で。
〜美しいスタイルの良い娘が、
髭をたくわえ葉巻をくわえ、ステッキを持った紳士に誘われ、
車に乗り込みました。
手出しをした紳士に気を悪くする娘。
娘の指輪を紳士が買い取ることで二人の仲は良くなりましたが、
娘はお金をむしるようにそそくさと帰ってしまいます。
気を取り直して紳士は質屋に指輪を持ち込みます。
しかし偽物と判り大慌て〜
ゴダードの最後の台詞(サイレントなので口の動きだけ)を、
日本語で「がんばろう 行こう オーケー」と読み取ったのは、
わたしだけでしょうか。
★カフショップ公式サイト(ネット通販)
カフリンクス(カフスボタン)専門店カフショップ
http://www.cuffshop.com
でも無くても良かった。なぜなら、愛があったから。
『モダンタイムス』1936年 アメリカ
監督・脚本・作曲:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン(工員)
ポーレット・ゴダード(不良少女)
チャップリンが巨大な機械の歯車に飲み込まれるシーンで有名なサイレント(無声)映画。
機械文明に翻弄される人間を象徴する画として、さまざまなところでご覧になったことがあろうと思います。
チャップリンが少女(ゴダード)と一緒に歩き去るラストも心に残る名シーンですが、
もうひとつ忘れられないのはキャバレーのシーン。
ウエイターになったチャップリンが、軽妙な踊りとパントマイムを交え、デタラメな言葉で『ティティーナ』を歌う。
このシーンは、声が悪いと噂されていたチャプッリンがトーキー(発声)映画に反発しながらも、
自らの歌声を披露した初めての映画とされています。
キャバレーの客の前で歌を披露することになったチャップリン。
どうしても歌詩を覚えられないチャップリンを心配したゴダードが、
チャップリンのカフス(袖。カフリンクスではありません!)に歌詞を書き込みます。
悠々とステージに戻ったチャーリーは、楽団の演奏に乗って軽妙に踊りはじめ、あっという間に両手のカフスを飛ばしてしまいます。
困ったチャプリンは、どこの国の言葉とも分からないデタラメ語で『ティティーナ』を歌い始めます。
ムーンウォーカーの原型?のような踊りとパントマイムが、何とも可笑しい。
観客には大受け、拍手喝さいを浴びてステージを終えたのでした。
カフスが飛んでしまうなんて!
そこにカフリンクスがあって、しっかり留めておけばカフスが飛ばずに済んだのに・・・と咄嗟に思ってしまいました。
経済的に恵まれなかった役で無理なお願いですが。
しかし、映画の中ではカフスが飛んで良かったのです。
素敵なアドリブ踊りを観る事ができたし、それがゴダードとの愛の再出発となったのだから。
チャップリンがゴダードと一緒に歩き去るラスト・シーン。
二人の影から想像すると、日の出から夕方までずっと歩き続けています。
しかも足取りも軽く。
【おまけ】
歌の内容がわからなった!という方は、下記のカフショップの解釈?をご参照ください。
くれぐれも映画をご覧になった後で。
〜美しいスタイルの良い娘が、
髭をたくわえ葉巻をくわえ、ステッキを持った紳士に誘われ、
車に乗り込みました。
手出しをした紳士に気を悪くする娘。
娘の指輪を紳士が買い取ることで二人の仲は良くなりましたが、
娘はお金をむしるようにそそくさと帰ってしまいます。
気を取り直して紳士は質屋に指輪を持ち込みます。
しかし偽物と判り大慌て〜
ゴダードの最後の台詞(サイレントなので口の動きだけ)を、
日本語で「がんばろう 行こう オーケー」と読み取ったのは、
わたしだけでしょうか。
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カフリンクス(カフスボタン)専門店カフショップ
http://www.cuffshop.com